ひとりごと。

※短編としてお読みいただくことができますが、「クランク イン」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 わたしがこの場を借りて書くのは、おかしいかもしれない。 彼より文才もないし、想像力もない。 ただの"登場人物"だから…。...

※短編としてお読みいただくことができますが、「本ではよくあるお別れ会」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 ぼくは主役じゃない。 空想の人物の人生を描書く小説家だ。 作品によっては、だいぶ時間をかけるものもあるが、...

過去を振り返ると、だれかに謝らずにはいられない人生でした。 親、結婚相手、ネットの知り合い…。 いろいろな過ちを犯しながら、 なんとか落ち着いた生活を送れています。 それも、周囲のサポートがあったからです。 親には、専門学校に通わせてもらったのにも関わらず、...

ある日突然、文字を打つことさえも憂鬱になりました。 普段から薬を飲んで自分のメンタルを保っているのですが、 今回はなかなか治りません。 きっと一時的なものなのだと思い込むことで、 またいつもの生活に戻れると思っていました。...

わたしはどんぐりを集めなきゃいけない。 りすのみんなは、"冬支度"というものをしているものだから、 じぶんもそなえなきゃいけないとおもった。 冬ってなんだろう？ わたしはわくわくして、そのときを待っていた。 いつも過ごしている場所にもどって、もみじさんに聞いてみた。...

昔、ある大食いの子ぐまがいました。 子ぐまは、幼いときに母ぐまを亡くしてからふさぎ込んでしまい お魚も、お肉も食べることなく、 うす暗いどうくつの中で、 なぜか、木の実ばかり食べていました。 それを哀れにおもった森のどうぶつたちは 子ぐまに木の実を分けあたえていました。...

ぼくは、南国からやってきたバナナ！ 南の島はあつくてあつくてたまらなかったけど、 とても良いながめを味わえた。 でもね、いまはぎゅーぎゅーにぼくらは箱に詰められて どこかに向かっている。 きっと、ひとに食べられるときがきたんだ！...

わたしは「ふしぎの国のアリス」が大好き。 へんてこなお茶会に、いつも怒ってる女王さま、おしゃべりする猫。 みんなもよく見るゆめのおはなしでしょう？ わたしはずっとゆめを見ていたい。 「オズのまほう使い」のドロシーも現実にもどるときに おうちがいちばん って言っていたけど、...

わたしはきょうも画面の前でどうぶつたちの暮らしを見守っています。 どうぶつたちは箱の中で各々生活をしているのです。 ひきこもりのうさぎさんがいたり、 こっちには不幸なきつねさんが、 いるかとうみへびの面白コンビ、 海のなかをのぞけば、澄んだ声で歌をうたう人魚さんがいる。...

※「小説家になろう」にて、掲載したものをそのまま転載しています。 わたしがこちらのサイトで書こうとおもったのは、だいたい一ヶ月まえになります。 基本的におうちにいるので、家事をこなしてお兄ちゃんの帰りを待つ日々でした。 ある日、お兄ちゃんがまえに使っていたパソコンを譲り受け...

※短編としてお読みいただくことができますが、「あらいぐまのこわい夢」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 わたしはきょうも眠れずにものがたりを書いている。 眠らなきゃという思考が、かえって眠れなくさせるから パソコンに向かってひたすら文字を打つのだ。...

※短編としてお読みいただくことができますが、「不眠症とバクの夢話」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 バクは、森のどうぶつたちの悪夢をたべものとしていました。 悪夢をかぎつけ、こっそり寝ているどうぶつのからだに鼻をつけ、 思いっきり息を吸うのです。...

わたしはからだのちいさないちご。 たいようの光はおおきいビニールのおうちにいるから、見たことない。 でもきっとわたしたちを育ててくれたから すごくまぶしくて、きらきらしているんだとおもう。 たまに、からだが立派なおなじいちごにわたしたちはいじめられる。...

自己紹介するよ！　ぼくはガラスのコップ。 とある かぞくの女の子にずーっと使われているコップなんだ。 女の子がすきなキャラクターの絵がかいてあって、 ぼくも気にいっている。 暑い夏には、おかあさんが作ったむぎ茶をそそがれる。...

※短編で楽しめる作品となっていますが、ある同一のキャラクターが登場しています。 どうぶつ園にはたくさんのいきものが生活をしています。 ひとが近くでめったにみられない　とら　や　くま　も このどうぶつ園にはいます。 子どもはきらきらした目でどうぶつをみて、...

※短編で楽しめる作品となっていますが、ある同一のキャラクターが登場しています。 牧場では、さまざまなどうぶつたちが暮らしています。 そのなかで、やぎとうまは柵を仕切りにとなりどうしでした。 のんびり屋のやぎたちと、 走るのが大好きなうまたちは、...

※短編としてお読みいただくことができますが、「」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 「すてきなおうちになったね！」 白ひつじは、黒ひつじにいいました。 家を建てるために一生懸命はたらいた黒ひつじは つかれた表情を見せずに、...

※短編としてお読みいただくことができますが、「白ひつじと黒ひつじのいちにち」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 ひつじは、ひとり旅をしていました。 まえの住処の森は、山火事にみまわれ ほとんどの草木がやけてしまったのです。...

※短編としてお読みいただくことができますが、「うさぎのながいおてがみ」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 ※本作品は、子ども向けの内容ではありません。　ご注意ください。 妹うさぎは、姉うさぎからのおてがみをたのしみに毎日まっていました。...

※短編としてお読みいただくことができますが、「きつねのうさぎ」もご覧いただくとより楽しめる作品となっています。 大家族のうさぎのおかあさんは大忙しです。 こどもたちとおとうさんを起こしてから戦争がはじまります。 あさごはん　おみおくり　おそうじ　おせんたく...