※「小説家になろう」にて、掲載したものをそのまま転載しています。
わたしがこちらのサイトで書こうとおもったのは、だいたい一ヶ月まえになります。
基本的におうちにいるので、家事をこなしてお兄ちゃんの帰りを待つ日々でした。
ある日、お兄ちゃんがまえに使っていたパソコンを譲り受けました。
ビジネス系の専門学校に通っていたので、タイピングの練習でもしようかな…
と、テレビの文字をひたすら入力するという作業をしていました。
でも、やっぱり、物足りなくなってくるんですよね。
もともと物作りに興味があったので(お兄ちゃんが音楽やっていたように)
ギターはできなかったわたしでも出来るんじゃないか!
と、物語をちまちま打つことにしました。
最初は、他のひとに(もちろんお兄ちゃんにも)見せる気はありませんでした。
でも、ひとって作ったものをだれかに認めてもらいたいんです。
そして、わたしはこちらのサイトに登録して公開しました。
おかげさまで、読んでくださる方がひとりでもいてくれるので、
今も苦に思うことなく、作っています。
調子がいいときは一日に何作も作ります。
その調子が良いときというのは、ちょっとあとに書くお話になりますが…。
作風は、わたしは数年前から絵本が好きになったので、
短編でストレートに伝わる、童話・絵本調にしました。
なぜ動物ばかりかというと、わたし自身どうぶつ飼いだったこともありますが、
もしわたしの作品を子どもが見たときに、
その動物について興味をもって調べてほしいからです。
調べるという行為だけでも、きっと役に立つと思うのです。
漢字を多くしたり、少なくしているのも、意図的にやっています。
知らない言葉があったら覚えることをして、忘れたら教えてもらって。
それもコミュニケーションの一環だと考えます。
大人向けの作品もあるのは、
そちらのほうから入って、子ども向けの物語にも、ぜひ目を通してほしいからです。
この文を何人がご覧になるかわかりませんが、ずっとこの作風でいこうと思います。
誤字報告・感想 ともに真摯に受け取っています。
いたらぬところがありましたら、メッセージでも良いのでこっそりと送ってください。
対応できるところは対処したいのです。
きょうも、みなさんが読んでくださるからわたしも書き綴ることが出来ます。
「ありがとうございます」
ーーーーーーキーーーーーーリーーーーーートーーーーーーリーーーーーー
この先は、わたしの私生活のことに興味持ってくださった方だけで十分だとおもいます。
余談のつもりが、とても長いです。
それでいて、重いです。 ご覚悟を…
わたしは、転校が多かったせいか友だちが出来ては離れ、出来ては離れ…
いくつかお手紙も来るけれど、そう長くは続きませんでした。
そして、何度も繰り返してくると、人間関係を築くのが雑になってくるのです。
意外とひとりでも、学校生活が送れるなぁ…と。
いじめられて不登校になった時期も、ちょっぴりやんちゃをしていた頃もありましたが、
学校時代の友だちはどういった生活をしているのか、今はもうわかりません。
わたしはひねくれ者だから、あまり…他人の幸せというものを願えなかったりします。
そんなひねくれたのは、社会人になってからです。
最初はダイエットが原因で過食からはじまり、過食から嘔吐になって、躁鬱にだったり…
年を重ねるごとに、そして、転居をして病院を転々としているうちに、
たくさんのお薬を処方されるようになりました。
ある先生に言われました。
「この過食嘔吐は、もう一生付き合っていかないといけない病気だよ」
ある先生に言われました。
「絶対治る病気だから大丈夫。 でも本人の意思が強くなくちゃね」
太っている自分を認めてもらいたくて、風俗のお仕事をしました。
(そのときはお金に困っていたことも原因のひとつではあります)
そしたら、事務所のかたにも、呼んでくれたお客さんにも、
「すてきな からだだよ」
と言われるのがわたしの心にとても響いたのです。
褒められたくて、ランキング上位にはいってみたり
リピートしてくれたお客さんが、プレゼントをくれたり
ある意味充実したお仕事でした。
でも、体力が続かず辞めました。
今は落ち着いた土地にお引越しをして、物語を書いています。
もちろん、病院通いはしていますが、精神的に前よりだいぶ落ち着いたかもしれません。
わたしの頭の中には、住んでいる生き物がいます。
そして、その生き物たちのものがたりを文にしておこして皆さんに読んでもらう。
その生活が、今、とても幸せです。
もう一度改めてお礼を言わせてください。
「ありがとうございます」
普段活字を読んでないけれど、夢中で一気に読ませていただきました。
彼は、お母さんからもらった才能だけじゃなく、自分の努力でそこまでこれたのですね…わたしには想像もつかないような苦労をされていることがわかりました。
ずっとプレッシャーとの戦いの日々で疲れていたのに、「小説家」というあたらしい目標があるのはすばらしいと思います。
なんで彼は、いろいろなことにもまれても心が折れることがないのでしょうか? ふしぎでしかたがないです。
でもそれも、お母さんからいただいたものなのでしょうね。
その気持ちは大切にしてほしいです。
すこし、思うことは…"彼のささやかな楽しみ"であったピアノは、また息抜き程度でもつづけてほしいなぁと思っています。